マーケティングリサーチに用いられるデータとは?

マーケティングリサーチをするにあたって、何種類かのデータを使います。
定量データや定性データなどを使います。
定量データは市場での自社商品の売上高や占有率など、数値化できる情報のことです。
その数値を顧客の年齢や性別ごとに細かく加工することができます。
時系列に加工することもできます。

一方、定性データは顧客が自社商品のどんなところに魅力を感じて購入したか、どうしてその店で購入したのかなど、数値化できない情報のことです。
他に自社商品が使いやすいかどうかなども数値化できない情報です。

消費者の購買行動を捉えるためのものが定量データです。
定性データは消費者の購買行動の深さを知るためのものになります。

名義データや間隔データもあります。
名義データ単純に区別するためのものです。
例えば10代、20代、30代、40代を、0、1、2、3と数値にします。
間隔データはその数値差に意味があるものです。
間隔データは距離データとも呼ばれます。
例えば、距離が1キロから2キロになった際、距離が50パーセント遠くなったとは言いません。
距離が1キロから2キロになった際も、2キロから3キロになった際も、 距離が1キロ遠くなったと言います。
この1キロという数値に意味があります。

消費者のライフスタイルやライフステージは多様化しました。
消費者のニーズも多様化しました。
このため、定量データだけでなく定性データも重要なものになりました。
消費者の購買行動を把握する必要があるからです。
定性データは特定の期間ではなく日頃から収集しましょう。
常に顧客の反応を見てください。
そして、それをデータ化しましょう。
データ化するためのシステムを用意しておきましょう。